前回の記事では日経225の移動平均線を見てきました。
8月下旬までを見たのですがその後どのように変化したのかを見ていきましょう。
前回の復習:25日平均線を窓あきで割る
前回のチャートはこちらです。
5日線₍赤)が25日線₍緑)の上にありますが、下向きで陰線で25日線を割りました。
ここから反発するかそのまま75日線を割り込むかがポイントでした。
陽線からの・・・
タイトルでわかりそうですが・・・
その後のチャートはこちらです。
25日線を割った後、下髭をつけながら陽線となり25日線にタッチしました。これは上に伸びる可能性もありです。
その後、安値から始まり陽線をつけるも前回高値には届かず、25日線にも届きませんでした。下落の兆候です。
その後陰線を2つつけ大きく下へと抜けました。デッドクロス完成です。
今度はこれにわかりやすいように水平線を引いてみます。
水平線を引くといろいろと見えてくる
先ほどのグラフに水平線を引いてみました。
一番上が前回高値、2本目がゴールデンクロスになってからの下値支持線₍前々回の高値)
一番下がゴールデンクロス前の抵抗線となります。
今回のゴールデンクロスは窓あきだったので、インできた人もおそらくは青〇あたりだったのではないでしょうか?
そうすると次のデッドクロスで売ったところ、陰線の一番下で売ってしまえは利幅がほとんどとれないことになります。
移動平均線は常にローソク足より遅れてくるので反応が遅れてしまいます。
そこで水平線を見てみましょう。青〇でインしたとして次に意識するのが一番上の水平線です。前回高値を超えるか超えないかが1つの分岐点となります。今回は25日線を大きく抜き、さらにダブルボトムを形成後なので伸びそうですが、ルール通りに損切りを入れながら、利確ラインは前回高値で入れておきます。ここで様子を見て半分利確をいれてもいいかもしれません。(オレンジ〇)
この高値までも上下を繰り返しているので損切り浅めにした人は振り落とされたかもしれませんが、少なくとも大きな損はしていないはずです。逆に前回高値でも売らずに持っていた人は強者です。
俺的には、過去2回高値から急落しているので前回高値で迷わず売ります。よほど突き抜けるファンダでもない限りは・・・。
この後の値動きは・・・?
この後ですが、現在(9/6)真ん中の抵抗線でやや反発しました。
このまま反発して一番上の水平線を超えたら買い、割ると75日線も割ってくるので一番下の水平線でまた反発するかどうかの判断になるのかと思います。ひとまず今は今後の動向を見る段階かと思います。
このように、移動平均線と水平線でもインとアウトのきっかけを作ることができます。
これらの指標は多くの人が使っているのでとても信頼性が高いです。
是非覚えておきましょう!