こんにちは、だいさんです。
今日は投資をしようと思った人が必ずと言っていいほど耳にする、
「S&P500」って何?という人向けに、内容を説明していこうと思います。
1,インデックスファンド
まず基本的な用語として「インデックスファンド」というものがあります。
これはインデックス=市場の動きを示す指数というものがあり、それと同じ値動きをすることを目標とした投資信託のことです。
インデックスには様々なものがあり、
・日経平均株価(日経225) = 日本の代表的な225社の平均株価
・TOPIX = 東証一部上場全銘柄から算出された指数
・NYダウ = NY証券取引所やNASDAQに上場している米国な30銘柄から算出された指数
そして
・S&P500 = アメリカの代表的な500銘柄の時価総額から算出された指数
つまり巷でいう「S&P500」とは、
「アメリカの代表的な500銘柄の時価総額から算出された指数と同じ値動きに連動した投資信託(もしくはETF)」ということになります。
要するに米国の代表的な株式に分散投資、ということです。
2,S&P500の構成銘柄は?
ひとまずここまでで、S&P500の概要が分かったと思います。
では具体的にその中身はどのようになっているのでしょうか?
下記に具体的な銘柄を挙げていきます。 *構成比は2022年3月31日時点 エイチ・エス証券サイト参照
1,APPLE 7.07%
2,マイクロソフト 5.74%
3,アマゾン・ドット・コム 4.12%
4,テスラ 2.76%
5,アルファベットC 2.19%
6,アルファベットA 2.08%
7,エヌビディア 1.7%
8,バクシャー・ハサウェイ 1.96%
9,メタプラッオフォームズ 1.5%
10,ユナイテッドヘルス 1.19%
いかがでしょうか?ほとんどが聞いたことのある有名な会社ばかりだと思います。
S&P500に投資するということは、間接的にこれらの企業の個別株をかっていることになります。
3,なぜS&P500が良いといわれているのか?
こちらは一般的にそういう声が多い、という話で絶対ではありません。
が、一般的に言われている話として、
1,過去のチャートを振り返っても右肩上がりで成長している
2,個別株のように個別企業の業績で株価が左右されない
3,世界の成長を引っ張っているのはやはり米国で、その中のトップ企業への分散投資だから
このような理由があげられています。
4,個別株とインデックス投資
S&P500に投資するということは、インデックス投資となります。
それぞれの企業の業績を合わせた指数に投資をしていくので、個別の企業の業績の影響度は少なく、どちらかというとそのセクターの成長度に投資をするイメージです。S&P500の場合は米国経済の成長度といってもいいと思います。
今は時価総額の大きい企業上位のほとんどが米国企業なので、世界経済の成長と連動するといっても言い過ぎではないかもしれません。
そういった意味では企業の細かい業績などを調べる必要もないため初心者向けといえるかもしれません。
逆に個別株は、その運用成績はその企業の業績次第です。業績がよければ平滑化されたインデックスと比べ何倍ものリターンをもたらしますが、そのまた逆もしかりです。個別株はその企業の業績や将来性、そもそもその業界の将来性などいろいろなリサーチが必要で、上級者向けです。
そういった意味からも、初心者向けで購入のしやすい、S&P500が話題に上がるのだと思います。
投資初心者の方はまずここから初めて、慣れてきたらほかのインデックス(NASDAQ100やレバレッジもの)、個別株に挑戦してみてはいかがでしょうか?