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買う時よりも売るときのほうが難しい?

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投資を行っていると必ず耳にしたことはあるかもしれません。

「株は買う時よりも売るときのほうが難しい」

FXなども同じだと思います。一体どういうことでしょうか?

目次

お金を増やそうとするのが投資

多くの人は今あるお金を増やそうとして投資をしていると思います。では具体的に「増やす」とはどれくらい増えればいいのでしょうか? 10%? 20%? 30%? できれば増やせるだけ増やしたいと思います。

株₍FXなら通貨)を買うとき、きっと上がる!上がってほしい!という思いとともに買うと思います。そこには期待がありそこに向けてお金をまさに「投資」します。期待があるので、ある程度勢いで買うことができると思います。

決算は見切り

対して、ポジションを手放すとき、利益が出たにしろ出なかったにしろ一種の「見切り」が必要になります。利益が出たときは、まだ伸びるかもしれないけどここで利確しよう。逆に損したときは、ここから反発するかもしれないけど危ないから損切りしておこう。そこには実際に今のポジションという現実しかありません。そこに対して期待を持たずに断ち切るのが見切りです。

ここに、まだ伸びるかもしれない、きっとここから反発してもどすかもしれない、といった「期待」を持つと利確貧乏、損切り貧乏になり資産を減らす投資になります。

投資に感情はいらない

よく投資の本などを読むと耳にする言葉です。

さきほど述べたように利確の際に淡い期待を持ち決済を伸ばしてしまうということは、ポジションを持つ際に予測した結果と異なる結果を招くこととなります。それが資産が増えたにしろ減ったにしろです。

大切なのは自分で決めたルールに従うこと。そのルールに従い売り買いをし、それを振り返り研磨していき自分のスタイルが出来上がります。毎回感情に振り回されていては結果検証もできません。そして感情によって先延ばしした決済は不思議なことに大体悪い方向へ進みます。

ですので淡い期待を持たずにルールに基づいて決済をしていきましょう。

結局はリスクリワードの管理

結局ここに行き着くのですが、リスクリワードの管理です。ポジションを持つ際にしっかりと利確ライン・損切りラインを決めていきましょう。そしてそこに到達したら迷わず決済していきましょう。

ルールに基づいて決済した結果、利確・損切りが早いことが続いたら決済基準の見直しをしましょう。

利確の場合、前回高値をしっかりと捉えられていたか?移動平均線の予測が合っていたか?

損切りの場合前回安値手前に損切りを入れていなかったか?反発の可能性を見逃していなかったか?キリ番をさけていたか?など。

ここで気づいて欲しいのが、ルールに基づいてしっかりと決済ができているということです。この決済は当初のリスクリワードに基づいてされているので、利益はとれているし、損失も最小に抑えられているはずです。ここが大切。

淡い期待を胸に決済しなかった塩漬けの株だらけを持っているのとはわけが違います。結果検証もしっかりとできるのでスキルがしっかりと身についているはずです。

利確・損切りができるようになったその先は

リスクリワードを管理しながら、ポジションを持つ際にしっかりと利確・損切りラインを入れて決済ができるようになったらその先があります。

ここからは俺的曲解。その先とは、ロットを上げる、です。

ルールに基づき勝率が上がってきたらロットを上げれば資産が増える量も上がります。

100万円の5%は5万円ですが、300万円だと15万円になります。

これが資産を増やすポイントだと思っています。

結局、大きな波を捉えるのではなく、勝率が高い確実なところに大きなロットをかける、が一番の近道だと思います。

そのためには経験を積んで勝率を上げていく必要があります。裏を返せば経験に裏付けされた手法とも言え、前述のまだ上がるかもしれないといって決済を先延ばしにするのとはわけが違います。ですが多くの人が〇〇倍という文句に踊らされて投資とは大きな波をつかむものだと捉えているのだと思います。そして経験者の養分になっていく。上位数%しか勝てないと言われるのもこのような誤解があるからだと思います。

最初は少額でもいいのではやく自分の手法を身に着け勝率をあげ、大きなロットで勝負できるようになっていきましょう。

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